転職するからには、様々理由はあると思いますが、とかく隣の芝は青く見えるものです。同業種での転職ならばなおのこと、環境が劇的に変わるわけではありません。
転職活動の前に、一度冷静に「何のための転職なのか?」を確認しておきましょう。
そして、今までのキャリアを整理してみましょう。
意志を明確にすることができれば、転職をより前向きにし、苦しいときの支えにもなります。
自分の進むべき方向を見定めることが大切です。
転職活動は、あなた自身を企業に伝える大切な作業。「あなたには何ができるのか?」「会社ではどう役に立てるのか?」それをしっかり伝えるために、アピールするポイントを整理しておきましょう。
履歴書作成は転職活動の第一段階。履歴書に空白があっては、せっかくの熱意も企業側に伝わりづらくなります。
とはいっても履歴書の作成はなかなか難しいし、職種によっては特技や趣味よりも他に聞きたい大切なことがあります。
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<電話マナー>
初めて企業とのコンタクトをとるのは、応募、面接予約などの電話です。企業によってはこの時点で面接が始まっています。
以下の点に注意し、用件は簡潔に済ませましょう。
・確認事項のメモを用意
・会社名、担当部署名、担当者名を再度確認
・話す用件は手短かにまとめておく
・ハッキリ聞き取り易く話す
・面接予約では、必ずいける日時を設定する
・求人広告でわかる内容については聞かないこと
・給与や休日についての質問は確認程度に済ませること
・お礼を忘れないこと
<面接での注意点>
・相手を見て話しをする
・質問には明確簡潔に答える
・積極的な印象を与えよう
<面接当日>
※遅刻や当日の「ドタキャン」はもってのほか。どうしても面接の時間に遅れそうな時や、どうしてもいけない用事ができてしまった時には、必ず採用担当者に電話しその旨を伝えましょう。
☐ 面接場所への交通機関、所有時間は調べてあるか?
☐ 入室前には身だしなみを再度チェックする
☐ 自分の番がきたら、大きく深呼吸して入室しよう
☐ いつもより少し大きな声で、一言一言ハッキリ話そう
☐ 言葉につまったときは、あわてずひと呼吸置こう
☐ 意地悪な質問に対しても、感情的にならずに対処する
☐ よく理解できない内容について、きちんと確認しよう
☐ 積極的な自己アピールはできただろうか?
☐ 知ったかぶりをして、墓穴を掘らないように
☐ 面接はだれでも緊張する。割り切って楽しみながら話そう
☐ 退出まで気を緩めず、きちんとした態度で臨もう
面接で聞かれる内容というのは大抵決まっています。専門的な内容の質問もありますが、一般的な内容を抑えておけば、慌てないで対処できるはず。
ここでは一般的な面接の流れから抑えておく内容をチェックしておきましょう。
<事前準備>
現在の仕事内容、転職理由、仕事の志望動機、会社の志望動機は、どこの会社の面接でも必ず聞かれる項目です。
前もって答えを整理しておきましょう。
<入室>
入室は緊張する瞬間ですが、まずは落ち着きましょう。
ドアを後ろ手に閉めるなどの失敗は禁物です。あわてる必要はないので、後ろを向いて閉め、振り返って一礼しましょう。
<仕事の志望動機>
仕事の志望については、短期的な将来と長期的な将来について目標設定しておくとよいでしょう。
現状の正確な認識と将来にわたってのビジョン、計画性を示すことにもなります。
<会社の志望動機>
「なぜこの会社を選んだのか?」の問いに対しての答えは、事前の情報収集の成果が試されるときといってもよいでしょう。
将来性や安定性といった以外のポイントをどう抽出するかがカギ。
<応募者からの質問>
一生懸命さ、熱意を伝えるうえで、応募者の質問の時間は非常に重要なポイント。特に仕事に関する質問は、あらかじめピックアップしておくとよいでしょう。
また、条件などについての交渉は、切り出すタイミングが難しいですが、がつがつした印象にならない程度に確認しておきましょう。
<退室>
面接が終わったら、必ずお礼を言って一礼しましょう。
部屋を退出するときも入室時と同じようにあわてずおこないましょう。
車の修理という業種なので、面接のときの服装はスーツでなくても構いませんが、失礼にあたらない程度のキチンとした服装や身だしなみを心掛けましょう。